ここ数ヶ月、そしてここ数週間はことさらに気持ちがざわざわして落ち着かなかった。賛成か反対かを問われ、市民の分断がエスカレートするような雰囲気にかなりしんどくなっていた。つらい。日曜日の夜はもうとにかくつらくて逃避するように早く寝てしまおうかと思ったけど、とりあえず確定速報をみて眠りについた。
気持ちの大きいざわつきはひと段落ついたけど、結局こんな拮抗した結果になると今後も遺恨を残すのでは、という不安が大きくて結局しんどさが続くなあ、と思っている。敵対心を増幅させたり、勝ち負けの問題じゃなくて、ともにいろんな考えや境遇のひともともに生きやすくなる社会にしていくしかないと思うねんけどなぁ…
というタイミングで読んだ『ベルリンうわの空ウンターヴルンド』はいまのもやもやとした不安をすこしおさめてよりそってくれるような本だった。
なんだか気持ちが低空飛行気味、すこしずつ気力がでてくればいいなあ。
本はあいかわらずちょいちょい読んでます。本は気持ちが落ち着くよ、チョン・セランさんの『アンダー、サンダー、テンダー』すごくよかった、津村記久子さんの『浮遊霊ブラジル』やっぱり津村さんはいいなあ、田島列島さん『子供はわかってあげない』ほかどれもおもしろかったよ。