つらつら

日々の記録

日常日記:雨靴を履いても予報がはずれて雨に降られない日常

予報では曇りがちで夕方にわか雨の可能性あり、と言ってたはずなのに。朝の予報をみて雨用防水靴を履いてそのまま晴れた夕方帰宅することが続く日常。

ずっとTVシリーズをおさらいで観ていたエヴァンゲリオンも全二十六話観終えました。何回目かだけど、やっぱ詳細忘れてるところもあって結構新鮮に楽しんでた。中盤過ぎ二十話くらいまでの対使徒戦が楽しくてその流れで後半の辛気臭い内面ドロドロ回もそのままずるずる見ちゃう。最終話はやけくそ感もあってなんともいえない気持ちになるけど何周もまわって晴々あっけらかんとしたおもしろみも感じるようになってきた。続きの旧劇場版もみる。シンエヴァの公開日がきまったら、そこに合わせて新劇場版を見るよ。

かしてもらっていた『バーナード嬢曰く』の最新刊も読了。ド嬢は普通に超本読み者で、はじまった当初の「かっこいい本を読んだフリしてかっこつけたがる」という設定は崩れてるけど、図書室友達らとのこの一瞬が永遠かも、と思っちゃえるような高校時代を過ごすド嬢とその仲間たちという青春感がめっちゃ増してる。あと、この巻を読んだら『カササギ殺人事件』が読みたくなるけど、積み本を読んでから買うようにせねば。

先週からよんでた『ドクター・スリープ』も読了。上巻はかなり映画も忠実になぞってて、しかしところどころ映画と違う設定があるな…と思ってたら、それらの差異が効いてくる後半の小説オリジナル展開がすごくいい。映画は映画でいいんだけど、後半バタバタと急ぎ足にならざるをえなかったところ、小説では書き込んでてそれが本ならでは、と。御大キングの「困難は乗り越えられる」という強い思いをうけとりました。それが『シャイニング』とのちがいで、『シャイニング』の続編を書く理由でもあったろうな。

映画は『SKIN/スキン』を見ました。アカデミーの短編賞を取った『SKIN』も映画公開にあわせて無料視聴できたので観たのですが、短編が圧倒的切れ味と迫力で、長編はちょっと物足りなく感じてしまった。力作ではありましたが…実話がベースなんで、そうなるの?というところも実話ならしゃあないな、となっちゃう…ともあれ、レイシストは許すまじ。劇中で描かれたネオナチ軍団が信奉するのがヴァイキング北欧神話、ってのも興味深かった。アメリカにはない伝説や神話を剽窃する対象が北欧、でもナチからも要素をもらって、、ってこれこそ文化?の浅薄な盗用なんだろうな。

『悪の偶像』も観たのだけど、もうちょっとヒントや手がかりを撒いておいてほしかった。これで大体理解せよといわれもて難しくてな…

 

 

 

 

 

ドクター・スリープ 下 (文春文庫)

ドクター・スリープ 下 (文春文庫)