つらつら

日々の記録

日常日記:『三体Ⅱ 黒暗森林』読了などの日常

『三体Ⅱ』やっと読み終わりました。柳下さんが評のなかで「ページターナー」(先が気になってページを繰る手がとまらないような本)という言葉を使ってたけど、先の読めない展開に飽きることなく読めてしまった(とはいえ通勤読書ゆえ疲労で復路は読めない日もあって上下巻10日ほどかかった)。最終盤にきてもまったく終わる感じがせず、はーこれはどうなってしまうんだー、と思ってた。最終頁まで息をつかせない、三部作中これを傑作と評されてる人も多いらしいのも納得。さらに壮大なスケールになるという第三部も来年には邦訳が出るので座して待ちます。読了後貸してくれた友達に興奮の感想メールを送りつけたのでした。人と感想をシェアしたくなるような本ですよ。どこがよかった、誰がよかった、あそこがかっこよかったと言い合うのはたのしい。家人は自分が読んだ後に上巻を2日くらいで読んでたけど下巻はさらに早かった!そして感想戦が盛り上がる。たのしい。

その他漫画『銀河の死なない子供たちへ』も読了。さみしいけどやさしい本。SFってむかしは本当に苦手だったのだけど、食わず(よまず)嫌いやったなあ、と今にしておもう。たしかに物理やら宇宙の話は苦手なのだけど、SF世界においても描かれるのは人間の話だからな、空想小説だから仮託して描ける人間の物語はすごくよい。

この夏は新型コロナのこともあるし、命の危険を感じる猛暑もあって遠出はできないなか、マスクしてこの夏唯一の遠出としてエキスポシティにいってきた。ノーランのリバイバルで『インセプション』『ダークナイト』をIMAXスクリーンでで観てきた。どちらも複数回みてるけどやっぱめちゃおもしろい。とりわけ『ダークナイト』は別次元でした。IMAXスクリーンのフルになるところは当たり前だけど迫力がすごいし(全部を視界におさめるのも困難)、音響がなんといってもすごい。カーチェイスのところとか口開きっぱなしでした。いいもの観ました。

 

三体Ⅱ 黒暗森林(下)

三体Ⅱ 黒暗森林(下)

 

 

 

 

 

 

 

ダークナイト (2枚組) [Blu-ray]

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  • 発売日: 2016/02/24
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