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日々の記録

近況日記:FLEABAG視聴、若草物語、書をステディ町へレディゴー読了

職場でのしんどさはやはり日常を少なからず浸食するので、家に帰っても何だかダウナーな気持ちを引きずっている。というわけで『ゲーム・オブ・スローンズ』を見るには心身ともに整わず、本や短めのドラマを合間の時間で読んだり観たりしている。

FLEABAGは何とかS2までこぎつけて、今日で第4話まで到達。第3話にかっこよくて貫禄のあってものすごく観たことある超知ってるのに名前が出てこないこれ誰だっけ、というキャストがいて、クリステン・スコット・トーマスさんだった。髪がショートでわかんなかった。あと、S2に入ってからのアンドリュー・スコットの加入はでかい。思いの外シリアスになってきた、というのと、フリーバッグが視聴者に語りかける意味、ぞわぞわとわかってきたような…しかし大絶賛されているのはまだピンときてない。最終話に向けてすごいドライブするのでは、と期待。

グレタ・ガーウィグの『若草物語』がとても楽しみ(自分にとっても非常に大きな意味を持つ作品になりそう、という期待もあり)で、原作を読んでみた。時代背景を考えるとすごい破格の作品なのでは…青空文庫で読んだら底本の誤植が酷くて注釈だらけ。再度角川文庫版を購入し、この際だから第四若草物語まで読んでもっと気持ちを高めようと思ってる。読書会的に、ちょっとずつ読んでは解釈を深めたいと思っているのですが会は開くのが難しいので、1人若草物語読書会にして、この日記に書き込めればという願望(できたらいいな)。

お借りしてた安田謙一さんの本を読了。軽く書いてるし、軽すぎて話題があちこち行き過ぎやで、というところもあるけど、膨大な音楽やら文学の知識があっての軽さ(マウント取る、とか「ひけらかし」的高慢さとは無縁)なので心地よいし笑えるし面白い。P122(だったと思う)に自分も昔しょっちゅう行ってた古本屋(勉強堂)の名前が出てきてびっくりした。ヤスケンさんも行ってるのかー、ニアミスしたこともあったんやろうか。ヤスケンさんがロック漫筆だけは食えなくて、配達のバイトしてるのも普通の日常、というように書いてあってすごくいいし辻井さんの漫画もおもろいよ。あと、本書は10年ほどの雑誌連載をまとめたもので、その時々の時事ネタが入ってるのが面白い。自分もこういう文章書けたらええやろうなあ、と憧れる、けどまあこればっかりは真似しようがないし、滲み出るもんやしなあ、なんて思う。最後に、この本で衝撃だったのは裏表紙に載ってる2人の写真。ヤスケンさんは知ってたけど、辻井さんって若いと思い込んでたので、自分より全然上でびっくりしたわ。

 

若草物語 (角川文庫)

若草物語 (角川文庫)

 

 

 

書をステディ町へレディゴー

書をステディ町へレディゴー