つらつら

日々の記録

最近の日記『 FLEABAG』視聴、読書その他

『FLEA BAG』S2が評判高いので、1話完結30分程度だし、ということで観始めた。しかしS1の最初3話くらいは結構しんどくて、あー、これは合ってないんかも、と思ってたけど昨日見た4話から、それまでひたすら(自分にとっては)しんどい主人公だったフリーバッグのもつ他の面が見えてきた。今朝みた5話も結構良くて、これからきっと好きになる、かも?ドラマはキャラに魅力を感じるまでちょい時間がかかる。評判を聞いてなかったらギブアップしてたかも。ドラマ通の方々のおかげで、来週にはS2に行けそうです。これもSNSのおかげだ。

今は田辺聖子さんの乃里子三部作を読書中。奔放な主人公乃里子が自由恋愛(この古い言い回しがぴったり)を楽しむ第一部、第二部は彼女が結婚して…さて奔放な彼女はいかに結婚生活をたのしむ自分という役を演じるか、というところ、そして現在第三部です。書かれた時代が古いので、今では信じられないような古い価値観がありつつも、今でも驚くようなレベルで自由に女性性を謳歌してる箇所とがないまぜになって面白い。舞台が大阪、神戸で土地勘があるのも楽しいし、古い関西弁を読んでると自分も影響されそうだ。

関西が舞台になってるダイアログが関西弁の小説では津村記久子さんのがすごく好きで、柴崎友香さんのはおしゃれすぎて自分とは遠い、手の届かないおしゃれな世界の関西弁小説やなあ、と思う。

頭の中で自分の普段話してる言葉と同じイントネーションで読める小説はなんか自分への入ってき方がまた違うような気がするな。かと言って安易に文章に関西弁を多用されても反発したくなるし、ややこしいやっちゃな自分も。

 

言い寄る (講談社文庫)

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私的生活 (講談社文庫)

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苺をつぶしながら (講談社文庫)

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