つらつら

日々の記録

日常日記:6月突入

暑い。マスクをしていると本当に暑い。今でこれならこれから先どうなるねん、と不安だ。しかしお店や電車そして職場とマスク着用が求められててマスクをして出歩く夏…一体どうなるのか。

例年暖かくなると体の凝りもマシになってるような気がするのに、今年はそんなことないし、疲れが非常に取れにくい。疲れて歩くのも遅くなってるような気がする。毎年梅雨に差し掛かる頃に出る手湿疹もポツポツ出てきて寝ながら引っ掻いてなんだかひどいことになってる。

ストーナー』を読了。前評判通り美しく端正な小説なのだけど、「よくある」困難や生きづらい事象が呼んでて辛くて、ままならぬのが人の生とは思うけどこう淡々とかかれるとかえって身につまされる。しかしハッとするほど美しい人生の瞬間がいくつかあって、それがあるからきっと人は生きていけるんだろう、と。それが克明に描写されてて魅了される。

漂流教室』3分冊のうち1冊目を読了。物凄いスピードでどんどん展開するのに驚く。このネタなら、8年連載、とかできそうなのに当時は72-74年の連載であっという間に駆け抜けてるようで。残り2冊も休日に集中して読もう。

シン・エヴァに向けて復習中のエヴァTVシリーズの第拾四話まできた。何回か観たはずなのに結構新鮮で(見たら思い出す、って感じ)、今観るものが一番楽しめてると思う。繰り返しみるのに耐える創作物はやっぱいい出来なんだな。

映画は『ルース・エドガー』と『デッド・ドント・ダイ』を観てきた。『ルース・エドガー』は今アメリカで吹き荒れるBlackLivesMatterの問題の核心を捉えた映画で不穏な劇伴もよく、いつでも一生懸命なナオミ・ワッツもやっぱり一生懸命でキャスティングもよく、重い余韻が残るが良い映画だった。『デッド〜』は豪華キャストを楽しむ映画かな、と思って見に行ったけどゾンビ物の正当な直系と言える消費社会、文明社会批判がなされててちょっと意外だった。緩いギャグもありつつ全然飽きずに観られたな、イギー・ポップも元気そうで何よりだったぜ。

 

ストーナー

ストーナー